平成25年度地域商店街活性化事業採択 黒部市三日市商いチャレンジフェス2013
伝説 | 今 |
朝がくる。
立山連峰に日が昇り、黒部川、富山湾、三日市宿にひかりがめぐる。
三島神社(八心大市比古神社)は、
「延喜式」延長5年(927)に記される古社。
鶏の鳴く朝、嘉例澤のあたりより光と共に御幣が舞い降り、
人々が大切に参ったところ
三体の神が現れ、
お祭りしたのがはじまりという。
三本柿伝説 辻徳法寺
親鸞聖人、新潟への旅路のおり、
三日市の人々の信心の
こころに自らの疲れを忘れ
夜を徹して法話をされ、
人々のもてなしには三つの柿の種をお贈りなられ、
この柿木を大切にしてきたという。
北陸街道、上・下街道の起点として、
越中を収めた大伴家持、新潟へとむかう親鸞聖人、
上杉謙信をはじめ戦国武将、松尾芭蕉を代表とする江戸の旅人、
参勤交代の前田家の陣屋として、
富山最初の外国人宿泊者とも伝わるローウェル天文台の
パーシヴァル・ローエルの滞在など記憶は尽きない。